■生きてますよ。

■書きたいことがなにも無いというわけではないのですが、別に不特定多数に向けて公開するほどのネタでもないなあ、というので、ずるずる放置。二月と三月頭は全体的にテンションが底辺だったこともありますが。

■回廊の第15号でました。
http://magazine.kairou.com/
表紙と小説かきましたよ。
回廊は今回で一旦お休みです。私は出来た当初から居たので、お休みとなると、さすがに淋しいものがあります。絵も文章もそうなのですが、回廊にいたからこそ、私の作るものはちょっとずつうまくなったし洗練されていったし、次の課題も見えるようになったのだと思います。大好きです。

今回、とっても嬉しかったことがひとつ。
私の描いた小説の扉絵を描いて下さったのはScarlet.D.Tid:sdt)さん。洗練されていながらもどこか毒のある、とにかく絶妙な味わいのある絵を描かれる方で、私は前々から(こっそりと)この方のファンだったのです。小説を描いていたとき頭に描いていたイメージにぴったりの、すばらしい挿画を頂きました。遥、感謝やら感激やらでもう凄いことになってます。ほんと。

■昨日と今日はその打ち上げオフのために上京してきました。何人かの方とは数年ぶりの再会だったり。クラブみたいな内装のへんてこな(でもお料理は美味な)韓国料理屋の店員さんがすごい綺麗でほわんとしたり。新たな出会いがあったり、しばらく連絡取ってなかった人ともがっつり話せて嬉しかったです。楽しかったあ。


原美術館にも行ってきました。あちこちにドアがあって、インスタレーションのある小部屋があって、ちょっと探検気分。
奈良美智の部屋……『From the Depth of My Drawer』の表紙になってるあの部屋……がたぶんいちばんの収穫。指先が部屋にちょっと入って機械音声にしかられる。床に造花が生えてたのにぐっときました。あとチェブラーシカのコップを発見してちょっと嬉しかったです。

一緒に行った人がナム・ジュン・パイクインスタレーションを見て「2D or not 2Dのpvに似てる」と云ってました。たしかにそうかも。

あと印象的だったのはしまうま(PixCell/森村泰昌)。なんだか悲しかった。

いちばん長く居たのはミュージアムショップでした。たのしすぎ。ヘンリー・ダーガーのポストカードセットがありまして、喜びいさんで買って帰りました。家についてから『ビアズレイと日本の装飾画家たち』を買っとくべきだったなあと悶々。

理念的、というか、言葉による説明が必要だなあって思ってしまうような作品もわりとあって、それはあんまりぐっと来ませんでした。


■そんなわけで、なかなかこゆい土日でした。